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2005年12月22日

【その他ゲーム】金持ち父さん貧乏父さんのゲーム(12/22)

金持ち父さん貧乏父さん』に出てくる
キャッシュフローゲームというボードゲームがありまして

このゲームをやる会に参加してきました

大学生の人とか
50過ぎのバリバリのしゃかいにんとかで
参加者5人に主催者1人

どんなゲームかというのは概ね
モノポリーなり人生ゲームなりを想定してもらえればよいです

まずカードを引いて職業を決めます
職業が決まると収入と支出が自動的に決まります

そしてサイコロを振って進んで
止まったマスに合わせてイベントが各種起こるという感じ

株が安く買えるチャンスが到来したり
会社に投資するチャンスが到来したり
親類に借銭の申し込みをされたり
ボートを買ったり
金貨が高騰したり
リストラされたり

それに応じて株を買うなり金を貸すなりのアクションを起こすと
所持金や収入や支出が変動したりするので
それを毎々紙に書き込んでいく次第

この紙に書き込む作業に慣れないと忙しいです
(そもそもどこに書くの!ってのであわあわしちゃったり)

このゲームの中では
住宅ローンなどを一括で払っても
ゲームクリアにはそれほど関わりがなかったりするし
弁護士や歯医者などの高給取りはクリアが困難だったりするし
給料日は何のイベントも起こらないつまらない日だったりするし
兄弟や親友の借銭願いを断っても関係が悪化することもないし

普段の生活で我々が持っている認識とは
いろいろ違うという面白みがあります

ゲームだから当然じゃぁんといえばそれまでなのだが
金の流れをシミュレーションする意図があるらしいからね
そんなわけでクリアよりも何を学び感じるかに主眼が置かれるのです


しかし紙に書いたり消したりがダリィ大変なのもありつつ
PCゲーとかで
ネットワーク越しにやりたいなあとりあえず!
とか思いました
誰かパチもんでいいから作れ(ひとまかせ)

あと
いたストネットワーク対戦とカタンやりたくなった
カタンは昔みんなでやってた頃にもっと真面目にやっときゃよかったかもしれん

投稿者 narukami : 12:10 | コメント (3) | トラックバック

2006年01月09日

キャッシュフローゲーム会 2nd style(1/9)

金持ち父さん貧乏父さん』に出てくるキャッシュフローゲームを
昨年の暮れに一度実際に体験してみたのですが
このたびまたゲーム会に行ってきました。

いやね、ほんとは
「ゲームはこういうのだなってことが分かった。面白かった。
だからもういいや、ゲームの次の段階のことを考えたい」と
思っていたのです。

そんな折でしたが
そのゲーム会で知り合った方が
「今度こんなのがあるみたいです!どうですか?」
というミクシのメッセージをくれまして。

ゲーム会ならもう行かなくていいかな、と思ったのだけれど
教えてくれたURLをよく読むと
どうやらゲーム会だけじゃなくてお金に関するセミナーをやってくれるらしい。
主催者の方は元税理士で、今はファイナンシャルコーチということをしているらしい。
それで心が動きました。

で、今日の参加に至ったわけです。

参加者は8人。
キャッシュフローゲーム自体は1枚のゲームボードで5人+銀行役1人までしかできないので、
4人ずつのグループを2つ作り。
主催者の方と、もう一人
主催者の方にファイナンシャルコーチをしてもらっているという人が
銀行役+説明役としてそれぞれのグループに1人ずつ入ります。

ゲームそのものはゲームとして捉えるとクリアは全く難しくありません。
2回目なので尚のことそれは分かっていました。
しかしチャンスカードに書かれた数値を単なるクリアのためのパラメータとして捉えるか
そこに盛り込まれた経済的背景も考えながら進めるかで
全く取り組む姿勢が変わってくるんだということを教えてもらい、また実感もし。

加えて、銀行役で入ってくれた
主催者の方のお客さん(なわけだね実は)が
とても場を盛り上げるのがうまい人でして。

人生ゲームみたいなものなので止まったマスによって子どもが生まれたりするわけですが
「お子さんは男の子?女の子?」って話を振ったり
「子どもが結婚で$2000の支出」ってカードが出たりすると
「まだほんの子どもだと思ってたのにねー」と話を振ったりするので
参加者も皆「女の子は育つの早いですよねえ」なんて言ったりして。

他愛ないままごとと思うなかれ。
うちとけた友人同士であれば日常的に会話にこうした遊びの部分が入ってくると思うのですが
それを当たり前のものとして初対面同士の人間が作った場に持ち込む、
それがどれほどに雰囲気を明るくする力があるかということを目の当たりにした気分でした。

そんなこんなでそれなりにラットレースは脱出し、ほどなくしてゲームの時間は終了。
感想をシェアしながらお金のセミナーの方に移行していきました。

まず
・将来自分はどうなりたい、何がしたいという夢を持っているか?
・夢があるなら、それはいつまでに実現したいことか?
この二つを明確にする必要があるということを主催者の方が話してくれました。

そして
夢と実現希望時期が明確になったら、
次はそれを実現するためにどういった手法を取るか、ということを明確にすること。

それが明確になっていないということは
東京から札幌へ行こうとするのに
新幹線を使うか、飛行機を使うか、バスを使うか、自家用車を使うか、歩いていくか、
公共の乗り物を使うならそれにいくらかかるのか、何時に出て何時に着くのか、
そういう情報を何も持っていないのと同じだというのです。


そうだなあ言われてみるとその通り。
でも例えば電車や飛行機の時間や運賃なら調べることはできるけど。

夢を実現するのに何をどうしたらいいかということは
あまりにも漠然としていてかつ膨大で
我々が特に意識せずに普通に暮らしていく上では
何をどんな風に調べていったらいいかすら分からないことだから
「あー札幌いけたらいいよねーいつかねー」
って感じで一歩も動けずに日々が過ぎていくのではないかと。
思うのでした。

もっとも、
そうした経済的な部分に立脚した夢を実現していく上で
アドバイザーとなるのがファイナンシャルコーチというものらしくて、
そうかこのセミナーを通じて顧客を獲得するのか、
でもほんとに面白そうかもなあと
思ったのでありました。

投稿者 narukami : 22:23 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月15日

はじめてのまるち〜(1/15)

生まれて初めて
マルチ商法のセミナーに参加させられてきました。

こんな屈辱は生まれて初めてだ!!(デスノート風)
orz

以下顛末↓

アロマオイルでの香水作りが実費でできるワークショップがあり、
午後からビジネスについてのセミナーがある
って聞いてたのでそれに行ってみたのです。

声をかけてくれたのは最近知り合った人だったのですが、
その人が周囲に細かく気を配るタイプの人だったので
ある意味、会って日は経ってないけれども信用したわけですね。
(私はそういう人種に弱いもんで)

で、アロマテラピーの学校で校長をしているという人が出てきた。
アロマの講義するのかと思ったらなんか微妙なわけですよ。

アロマオイルの安いのには体に悪い成分が入っているという話になる。

それがそのうち
歯磨き粉にはいかに体に悪い成分が入っているか
なんて話が出てくる。

え、アロマかんけーないじゃん。(←この辺から疑念が湧いてくる)

シャンプーにもいかに体に悪い成分が(ry

うさぎは涙腺がないために
うさぎの目にシャンプーや洗剤を垂らして
どれくらいの濃度なら目が腐らないか
という動物実験をしているという話を聞かされる。

そして一般の企業は大抵そういうことをしてると聞かされる。

んでアロマセラピストの校長先生曰く
私もいろいろ試しましたが品質と価格と安全性を考えていったら
○ュー○ェイ○の製品に辿りつきました。
安全な成分を使っているので動物実験をしておりません」

おいおい!!結局物売りじゃんすか!

「でも私が売ってるわけじゃないです。会社から通販で買ってください」

あ、そうなんだ。

「でも紹介料が発生します。この紹介料で実はベンツとか買えちゃうんですよ」

おいおい!どう見てもマルチです!!ありがとうごz(ry

「〜なシステムなので、あとから加わった人にも平等にチャンスがあります。
だからねずみ講とは違います」

マルチはみんなそう言う(らしい)んですよ!

そしてアロマオイル作成。これはまあいいとしよう。
アロマオイル10種類くらい実質好き勝手に混ぜられるので
これはこれでお得と言ってもよかろうと思う。

そして程なくして昼時になったのでなんか飯とか出てくる。おにぎりとかだけど。

こういうのをホームパーティー商法って言うんだこのアマ

しかし事前にビジネスセミナーの方に興味があるって言った手前もあり
帰りそびれて午後のセミナーも出席してみる。
午後のセミナーはまたアロマ校長先生とは違う人が出てくる。

ビジネスセミナーでは
『金持ち父さんのキャッシュフロークワドラント』という本に出てくる話が
例として引かれており。

人の職業は次の4つの分類に分けられる、ってなことが
書いてある本らしいです。私はまだ読んでいないんだけどね。

E クワドラントは雇用されている労働者。
S クワドラントは自営業者・専門職。
B クワドラントはビジネスオーナー。
I クワドラントは投資家。

このうち E は風呂桶に水を入れるにあたりバケツに水を汲んでそれを風呂に入れる、という
作業をする人に例えられる。
そして S は大きいバケツに水を汲んでそれを風呂に入れる、という作業をする人に例えられる。
B は水道管を引いて風呂桶に水を入れる人。

という例えがそれぞれなされており。(I については今日は出なかった)

まあここまでは
『金持ち父さんのキャッシュフロークワドラント』に実際書いてある話なんですよ。
ので別にそれはそれでおかしくない。

おかしいのはここからで
「今日ご紹介している○ュー○ェイ○でのビジネスは、
皆さんにこの B クワドラントになっていただこうというものです」

…いや、システムは他人(この場合○ュー○ェイ○)によって既に用意されてるじゃん。
そのシステムに組み込まれて物売りをさせられるだけじゃん。労働収入じゃん。
たとえ紹介者報酬があとあと自動的に入ってくると仮定しても
それのどこが B クワドラントといえるんだバカ

と思った。


一般のハンドクリームなんかに入ってるプロピレングリコール。
あれをね。
ずっと使ってると慢性的に毒素が蓄積されるそうで。

…「プロピレングリコールは不凍液にも使われているから毒」
って言ってたんですよね。

不凍液にも使っているから毒だ、
という論理が成り立つとすれば。

「米粒は昔は接着剤として使っていました。接着剤ですよ。
接着剤といえばアロンアルファ有名ですよね。
アロンアルファを考えてください、あれを食べる人がどこにいますか?
いませんよね?
だから米はもうこれ以上食べ続けるべきではないのです」
なんて事だって言えちゃうじゃないかと思ったのだ。

いやぁプロピレングリコールの毒性については別に検証してないよ私。
してないからそこの部分は本当か嘘かは分からないんだけどさ。

「不凍液にも使われているから毒」ってのは
バカにも分かりやすくしたつもりか知らんが
論の立て方としてあまりにおかしいだろうと。
思ったわけである。

それに騙されるバカから搾り取ろうというふるいなのか、それは。

あとさ大体において
宗教でも政党でも企業でもそうだけど
「自分のところはこれこれこうだから正しい。よそはそうじゃないから間違っている」
という主張をするところってさ

嫌われるよな。

---

まあ、ビジネスとかちょっと興味あります的な顔をしていると
こういう余計な話も舞い込んでくる可能性があるってことなのかしら…。

こういううさんくさい物を分別する面倒さを感じたり
またうさんくさいものを排除したとしても
大企業はどうせ儲けるために体に悪いもの使うんでしょ!的な企業不信だとか
公共事業と称して行われる自然破壊だとかそれに付随して感じる社会不信だとか政治不信だとか
を感じたり

そんな中で天に恥じぬことをやって
かつ自分にお金が入るシステムを考えることの厳しさを考えたり
そうこうして例え金持ちになっても所詮社会そのものを変えるほどの力は持てないだろうな
なんて考えたりすると
いっそ思考停止して安定した大企業に入るか
それができなかったレールを外れちゃった人間は何もする気が起きずに引きこもるかの
どっちかになるのも無理ないわよね
ってな気分になったわけだ。

あ、暗くないけどね。
自分の人を見る目とかもまだまだだなぁと思ってちょっと凹んだだけさ( ゚∀゚)

投稿者 narukami : 20:48 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月16日

はじめてのまるち〜 after hours(1/16)

『金持ち父さん』を読みビジネスに興味を持つ人間を集める場として
キャッシュフローゲーム会を開催し、
名刺やメアドを収集しておいて
しかるのちにマルチへ勧誘という構造があるようです。

「それをすると誰がどう得をするのか」を
何事につけても考えておかないとですわね。

投稿者 narukami : 23:32 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月25日

資産形成セミナー(2/24)

セゾンカード主催の資産形成セミナーに行ってきました。
女性のみ120人(?)が定員なんだけど1200人から申し込みがあったとか

マネー雑誌の編集長と投資信託会社の社長の講演だったので
その雑誌が一人一冊もらえました。

で、編集長の話の方は普通だったんだけど
投資信託会社の社長の語り口がめちゃくちゃ面白い。

そこの投資信託会社では
「いい会社の株を安いときに売って高く売る」長期運用を行っているらしい。
いわゆるバリュー投資っぽい話ですわな。

ある会社の株が安いときというのは
世の中はそれを売りたがっている状態なんだけど
そこで自分はあえて買いを入れることで
その会社を応援すると共に日本経済の活性化に貢献できるってわけで
投資というのはこれ即ち自分の価値観・美学を反映した形での社会参加のひとつだと。

そこで次に問題となるのは"いい会社"をどう選ぶかという点。
これが投資の素人には本来とっつきにくいところなんですけど
何も財務諸表とにらめっこしなくても
生活の中でここのお世話になっているなあと感じる会社、
5年後も10年後もいいものを作ってくれるだろうと思える会社を選ぶ、
基本的にはそんな視点でいいんだとのこと。

言ってること自体はものすごく目新しいってわけじゃなかったんですが
なんか面白いんだよね・・・。
アジテーション上手(?

投稿者 narukami : 02:54 | コメント (0) | トラックバック