2006年01月09日

キャッシュフローゲーム会 2nd style(1/9)

金持ち父さん貧乏父さん』に出てくるキャッシュフローゲームを
昨年の暮れに一度実際に体験してみたのですが
このたびまたゲーム会に行ってきました。

いやね、ほんとは
「ゲームはこういうのだなってことが分かった。面白かった。
だからもういいや、ゲームの次の段階のことを考えたい」と
思っていたのです。

そんな折でしたが
そのゲーム会で知り合った方が
「今度こんなのがあるみたいです!どうですか?」
というミクシのメッセージをくれまして。

ゲーム会ならもう行かなくていいかな、と思ったのだけれど
教えてくれたURLをよく読むと
どうやらゲーム会だけじゃなくてお金に関するセミナーをやってくれるらしい。
主催者の方は元税理士で、今はファイナンシャルコーチということをしているらしい。
それで心が動きました。

で、今日の参加に至ったわけです。

参加者は8人。
キャッシュフローゲーム自体は1枚のゲームボードで5人+銀行役1人までしかできないので、
4人ずつのグループを2つ作り。
主催者の方と、もう一人
主催者の方にファイナンシャルコーチをしてもらっているという人が
銀行役+説明役としてそれぞれのグループに1人ずつ入ります。

ゲームそのものはゲームとして捉えるとクリアは全く難しくありません。
2回目なので尚のことそれは分かっていました。
しかしチャンスカードに書かれた数値を単なるクリアのためのパラメータとして捉えるか
そこに盛り込まれた経済的背景も考えながら進めるかで
全く取り組む姿勢が変わってくるんだということを教えてもらい、また実感もし。

加えて、銀行役で入ってくれた
主催者の方のお客さん(なわけだね実は)が
とても場を盛り上げるのがうまい人でして。

人生ゲームみたいなものなので止まったマスによって子どもが生まれたりするわけですが
「お子さんは男の子?女の子?」って話を振ったり
「子どもが結婚で$2000の支出」ってカードが出たりすると
「まだほんの子どもだと思ってたのにねー」と話を振ったりするので
参加者も皆「女の子は育つの早いですよねえ」なんて言ったりして。

他愛ないままごとと思うなかれ。
うちとけた友人同士であれば日常的に会話にこうした遊びの部分が入ってくると思うのですが
それを当たり前のものとして初対面同士の人間が作った場に持ち込む、
それがどれほどに雰囲気を明るくする力があるかということを目の当たりにした気分でした。

そんなこんなでそれなりにラットレースは脱出し、ほどなくしてゲームの時間は終了。
感想をシェアしながらお金のセミナーの方に移行していきました。

まず
・将来自分はどうなりたい、何がしたいという夢を持っているか?
・夢があるなら、それはいつまでに実現したいことか?
この二つを明確にする必要があるということを主催者の方が話してくれました。

そして
夢と実現希望時期が明確になったら、
次はそれを実現するためにどういった手法を取るか、ということを明確にすること。

それが明確になっていないということは
東京から札幌へ行こうとするのに
新幹線を使うか、飛行機を使うか、バスを使うか、自家用車を使うか、歩いていくか、
公共の乗り物を使うならそれにいくらかかるのか、何時に出て何時に着くのか、
そういう情報を何も持っていないのと同じだというのです。


そうだなあ言われてみるとその通り。
でも例えば電車や飛行機の時間や運賃なら調べることはできるけど。

夢を実現するのに何をどうしたらいいかということは
あまりにも漠然としていてかつ膨大で
我々が特に意識せずに普通に暮らしていく上では
何をどんな風に調べていったらいいかすら分からないことだから
「あー札幌いけたらいいよねーいつかねー」
って感じで一歩も動けずに日々が過ぎていくのではないかと。
思うのでした。

もっとも、
そうした経済的な部分に立脚した夢を実現していく上で
アドバイザーとなるのがファイナンシャルコーチというものらしくて、
そうかこのセミナーを通じて顧客を獲得するのか、
でもほんとに面白そうかもなあと
思ったのでありました。

投稿者 narukami : 2006年01月09日 22:23 | トラックバック
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