[> 一条ゆかり『プライド』(4)〜(6)
この夏に6巻まで出ていました。プライド。
共に声楽をやっている(た)プライドの高い元お嬢様と貧乏娘、
それにピアノ科の院生をやってる軽めのイケメンの3人でクラシック色バリバリのユニットを結成。
素人音楽番組に出演したのをきっかけに曲がTVCMに起用される話が持ち上がるが…。
仲が悪いひとたちが何らかの目的の前に
絶妙のコンビネーションを発揮するパターンに滅法弱い私としては
この3人のユニットが反目し合いながらも心底楽しそうに歌ってるシーンにもうメロメロでして。
で案の定これにあの手この手で邪魔が入り
恋と音楽、それぞれの思惑が絡みあいユニットは一時解散。3人はそれぞれに求道し始め。
一流ピアニストの子飼いとして渡米したイケメンは2週間ピアノを弾かせてもらえずで。
ようやくお許しが出て弾かせてもらえるシーンの嬉しそうな様子がまた泣けて。
一方ウィーンで「ばらの騎士」の少年オクタヴィアンの役を貰った元お嬢様は
これまで他人に興味なんて持ったことが殆ど無かったため
少年を演じることができなくて苦労している中で。
イケメンのことを思い出して「彼のようだ」なんて思うのです。
とかあまりにあらすじを羅列するのもどうかななのですが。
音楽的にはときどき変なこと言ってたりもしますが大変お気に入りの作品です。
投稿者 narukami : 2006年11月08日 01:32 | トラックバック