先行して福島あたりでやっていたのを観に行った人から
Bunkamuraで秋からやるよ、と聞かされて
かねてから気になっていたスーパーエッシャー展にようやく行ってきました。
エッシャーといえば永久機関的な滝や無限回廊、平面の手を描く立体の手の絵
などのだまし絵や
あるいは平面の正則分割(タイリング)などが有名ですが
ここではそれ以前に作成された風景画なども展示されていました。
但し、その頃から写実一辺倒ではなく
現実には見られない山と街を同画面に盛り込んでみたりと
あり得ない風景を表現したりしていたようです。
今回初めて見た作品で一番面白かったのが音楽を図形化したもの。
音符を円、音階を直線で表しており、
バッハのインベンション1番に合わせて作成されたその図形を
元にして組み立てた映像が曲に合わせて動く、というのが会場では展示されていたり。
きっちりと数学的な計算を行った上で構図を作ることを好んだらしいエッシャーの
特異な世界が楽しめるよう展示上の工夫がいろいろ凝らされており
思っていた以上に楽しめました。
DSによる展示作品解説(仮に混んでいて現物に近づけなくても手元で画像拡大できたり。
さすがに全てではないですが)とかエッシャーノートの公開とか。
なかなかおししめです!!
展示場の外に置いてあったガチャガチャでこれを引きました。
ドラゴン
参考:レゴ化エッシャー
これの元絵の絵はがき欲しかったんだけどそれは無かったんですよねえ。残念だ