2005年09月12日

草津・安曇野旅行記(9/9-9/11)

お医者様でも草津の湯でもと言うけれど
私は長年あれに出てくる草津というのを
滋賀の方の草津だと思い込んでいたのであるが。

それがこのほど真の(?)草津へ行くことになった。

仕事の大きなヤマを越えた友人が草津温泉リフレッシュツアーを計画し。
共通の友人が草津に在住で、彼女に会おうというのも目的の一つとして
くっついていくことに。

18時新宿発のバスで一路草津へ。金曜夜なせいか微妙に遅れて出発。
22時過ぎに草津に着くと友人とその娘さん(小学生)が出迎えてくれる。

夜の湯畑。

湯畑というのは湯の花を採取できるからそう言うようで、草津名物であるらしく。
硫黄のかおりのするけむりが湯から上がってくる。
また、この湯畑を中心として観光客用の店が多く立ち並んでいる。


今夜の宿は実は旅館ではない。
70年前、キリスト教の教会敷地内にハンセン病患者救済のために建てられた建物があり
今ではそこを宿泊施設として利用することができるようになっているのである。
食事は出ないが台所があり炊事可能・低価格で素泊まり可、といった感じで
あたかもユースホステルのようである。

建物の名を「聖マーガレット館」と言う。
中は和室がいっぱい。

勿論旅館のように中に温泉が付いているわけではないので
この場合はよその温泉に入りに行くことになる。
(もっとも、草津では泉質にこだわって、
旅館併設のものとは別の温泉に入りに行く人というのがもともと居るらしいのだが)

この日は着いた時間が遅いこともあり
温泉を利用した無料の共同浴場へ行く。
湯温が高く長時間浸かる向きではないが、行った時間も遅く浴場内は貸切状態で快適。


翌日は快晴だったので「西の河原温泉」という露天風呂へ。
こちらは露天風呂なので湯温ぬるめで入りやすい。眺めも大変良い。


朝の温泉の後は、草津在住の友人が予約しておいてくれたガラス蔵
とんぼ玉の体験制作。

まあ初めてなので殆どは指導してくれるお姉さんが作ってくれてるようなものなのだが。
「金箔マーブル」という模様のとんぼ玉を作った。
とんぼ玉そのものに使いたい色・マーブルに使いたい色を2色それぞれ選び、
色ガラスを800度の焔で溶かして棒に巻き取っていく。

作ってから30分ほど玉を砂の中で冷やし、それからアクセサリーに加工する。
ブレスレットを作ることにしたので他に使うビーズを選んで紐を通す。

こんなの。なんかやたら渋くなった


ガラス蔵内ではとんぼ玉が大量に飾られて売られているが
普通のガラス細工もいろいろ売っている。これはイルカの楽団。ハープとか可愛い。


友人の娘さんはとんぼ玉制作では常連であるそうで
一見さんでは作らせてもらえないようなパーツの多いアクセサリーを作っていた。
とんぼ玉自体もいつの間にか3つ作っていて、
そのうちの1つで作ったキーホルダーを私にくれた。
特にひねりのないデザインのものだが、くれることを思いついたり
また手渡してくれるという幼いなりの心遣いがなんだか無性に嬉しく感じられた。


その後昼食を摂り、草津の友人親子にはここで別れを告げて
バスで軽井沢まで移動する。
今度は安曇野在住の友人宅に泊めて貰うにあたって、軽井沢まで迎えに来て戴いたのである。

ところが軽井沢に着き、荷物を車に置かせてもらっているときに
バスの中に荷物を忘れたことに気づく(つд`;)
事務所に問い合わせるとバスは特に中の忘れ物チェックなどはせずに
草津へ引き返してしまっていて今日は戻ってこないらしく。連絡待ちということで移動する。

夕方に荷物自体の確認は取れたという連絡を貰って、それから高速で安曇野へ。
夜の食事は私が強硬にリクエストした(何)ために手作りのスキヤキ。
一人暮らしだと普段スキヤキ食わねえんだよ!!

安曇野滞在中は夜と曇天で、あまり風景を楽しめなかったきらいはあるが
非常にゆったりと過ごさせて戴いた。


翌朝は軽井沢に忘れ物の荷物を取りに行ったあと
高崎まで友人が送ってくれ、湘南新宿ラインで帰路に。


多くの人の厚意があって大変密度の高い週末を過ごすことができた。
特にとんぼ玉制作は面白かったのでまた是非やりたいなあ。

投稿者 narukami : 2005年09月12日 01:12 | トラックバック
コメント

とんぼ玉いいなー!
私も旅行先ではかならずそゆ手作り系やってますよー。

Posted by: ゆずほ : 2005年09月12日 11:21

手作り系いいねー。今回で開眼すた。

Posted by: ナルカミ : 2005年09月12日 21:53
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