沢渡真雪さん(※1)と日本科学未来館へ行ってきました。
今回一番の目当てはプラネタリウム。ここには投影機としてメガスターIIが設置されているのです。
メガスターIIの性能については過去に当サイトでも触れたことがありますが
11等星まで投影しているので
双眼鏡を持参すると肉眼では見えない暗い星を観測することも可能です。
「プラネタリウムは予約券を貰うため土日は朝から並ぶ必要がある」と噂に聞いていたので、
今回は平日だけれどもまだ夏休みということで
開館より少し早めを目論んで行くと既に30人くらい並んでいました。
並んでいるとお姉さんがパンフレットをくれました。
そして5Fには元気なくるみん(※2)の姿が!!
ほんとは7Fでしたが(謎
プラネタリウムの今回の番組は「偶然の惑星」。
太陽系の各惑星の特徴などの紹介と共に
地球という惑星が生まれた偶然についての考察から始まりました。
外周に存在する木星が、その引力で太陽系外から降り注ぐ物体の軌道を曲げ、
地球に衝突しない状況が作られていること。
月という太陽系惑星で最大の衛星が地軸を安定させていること。
太陽からの適切な距離が、水を液体の形で存在させ、大気圏を作っていること。
周回軌道の形が楕円ではなく円に近いため、温度が安定していること。
その後、偶然性プログラミングによって構成された、
毎回ランダムで変わるという抽象的な映像の描画と
オリジナルパーカッションによる、これまたランダムな演奏。
「偶然」というキーワードにこだわった番組でしたが
個人的にはもう少し落ち着いてメガスターの星空自体を楽しむような番組が
あるといいなあと思いました。
7Fのレストランで昼食後、直径約6.5mの球体ディスプレイ「ジオコスモス」を見たり
なうろーでぃんぐ
ASIMOを見たり
中腰
その他常設展示品をそれぞれ見て回りました。
企画展も見てきました。ただいま開催されていたのは「サイエンスニュース!アジア展」。
パンダの保護、漢方などに関する展示のあれこれに混じって
目を引いたのはゴミ再利用で作られる化学物質、エアロゲル。
粉末状のエアロゲルがペットボトルに入ったものを振ると
まるで液体みたいに滑らかに動き、隣に置かれた小麦粉入りペットボトルとは桁違いの軽さ。
最後に1Fのショップで宇宙食を購入。
なかなか盛り沢山の一日を過ごすことができました。