2006年01月07日

転職エージェントを利用する(1/6)

転職エージェントなるものを利用してみた。

転職エージェントというのは個人が利用する分には無料で
紹介して転職が成立した先の企業から金を貰うものであるからして
つまり我々は商品である。

知る人は知る通り、私は非常に転職回数が多く
商材としてはどうあがいても質が良いとは言えない。

そういう背景もあり、これといってアピールできる分野も思い当たらず、
会社人としては不適格なのではなかろうかという思いを抱きつつ
待遇のよろしくない現職に甘んじて1年が経とうとしていた。

けれどもアレだ人間は個性の生き物ですよ。
できることがあればできないこともあるんですよ。
それでも会社に所属したって別段かまわんのですよ。

そんな当たり前の開き直りを、普通の転職エージェントは助けてくれる。
職務経歴書を前に
転職時の退職理由もあますところなく語らせながら。
全てを否定することなく、そこから長所を見出さんとする姿勢で話を引き出しながら。


JOB@IT提携の転職支援会社というのが何社かあるが、
これまた当たり前の話ながら、その何社かのうちでも明らかに優劣がある。
入ってくる案件にせよ、エージェントの質にせよ。

年末に別の社のエージェントに一人会っていたが、その人はダメダメだった。
人と会話をするにあたり、自分の論理を押し付け、
相手の論理に対して歩み寄る姿勢を見せない人だった。
"こちらの"メリットになる部分、具体的にいかなる案件を紹介してくれるのかという部分を
十分開示せずして「エージェントは一人に絞ってくれた方がこちらもやる気が出ます」
と最初の時点でそんなことを決めさせようとしたりとかな。
いやぁーそんなんでデキる人づらして営業せんといてー( ´∀`)

その人と会った時点で転職エージェントに会うということを止めていたら
その利点を見出すことも永遠になかったのではないかと思う。
今日会ったエージェントは、良かった。
会社の姿勢としても
転職先の細かい情報まで開示してくれて
それだけでも非常に参考になるものであった。
今日会った人となら、実際に転職につながることがなくても
納得の行く転職活動というのができそうである。

投稿者 narukami : 2006年01月07日 00:04 | トラックバック
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