2005年10月23日

オーダーインソール(10/22)

過日にも少々触れたように
歩くと足が痛むので靴にインソールを入れていたのだが、
どうもそれでも今ひとつ感が抜けなかったので。

ついにオーダーインソールというのを試してみることにして扱っている店へ向かう。
ポディア飯田橋というところである。

おそらく自分の好きな靴にインソールを入れてもらうことも可能なのだと思うが、
なんせ歩くと痛むくらいなのでついでに靴のフィッティングもしてもらおうと思った。
ここで扱っているのはパラマウント社の靴である。

行ってみると店内にはテーブルと椅子、雑誌が備え付けてあり
待ち時間が生じる場合にもそこで待てるようになっている。
私が着いたときには技術者の方が休憩を取られており既に他の客も居たので、
待つ間に他の店員さんに足のサイズを計測してもらう。

「足幅細いですねー」と言われる。
ぇぇっΣ(゚д゚;≡;゚д゚)

実は私と足の間には浅からぬ因縁(何)があり。
いつの頃からか。お年頃に達すれば百貨店のセール等で並んだ靴を買おうとするものだが、
サイズは24.5cm。ぎりぎりで店頭に存在するけれども、ある程度選択肢が狭まってくる領域。
並べられた中から気に入ったデザインの靴を見つけても
・・・・・・足幅が広くて入らないことが殆どだったのである。

だから可愛らしい靴を気に入りそれに足がすんなり入って望む通り買えることなど、滅多になかった。
将来職を持ち通勤するならばオーダーシューズを作れる収入か
スニーカー通勤できる自由かのどちらかを必ず手に入れねばと思うほどですらあった。
結局今はオーダーシューズでもスニーカーでもなく革靴で通勤して、
その結果この体たらくですよ奥様。

しかし。それだけ足幅が広いと思い込み悩み続けてきたこの私を捕まえて足幅が狭いとは。
驚くばかりである。
なんでも、足の関節が柔らかくアーチ(土踏まず部分)が潰れやすいので
実際以上に底面積が広がってしまう足らしい。
まじで?これ治るの?この苦節n年は遠回り?
っていうか昔から何にもない道路で足首がカクンと曲がって転びそうになったりとかするんだけど
あれも全部関節が柔らかいせい?

そんなわけで技術者の人が戻り他の客の人の買い物が済み、ようやく自分の番が来て。
まず足のチェック。
土踏まずの高さが左右で異なってしまっているらしい。
また、座った状態でつま先をのみ持ち上げると膝が上がるのだが、
右足の膝はまっすぐに持ち上がるのだけれども
左足(痛みのある方)は少し回転を伴って上がるのである。
この僅かなねじれが歪みを生んでいるとか。

それから靴のフィッティングをしてもらう。
ローファータイプを最初希望していたのだが、
甲をしっかり固定できる紐つきの靴の方が良いと言われる。
また、ゆったりした靴だと足が中で泳ぎ力のかけ方が分散して良くないので、
あえてタイトフィットな靴を選ぶことを勧められる。

そんなこんなで数足に足を入れ履き心地を確認する。サイズはやはり24.5cmであった。
「足指がきつくないか確認してくださいねー。横は伸びますけど縦は伸びませんから」
Σ( ̄□ ̄ ;)

これまで靴屋で靴を買うときに「履いてると伸びますよー」と言われ。
しかし実際買って帰れば伸びた試しは無く。
近年はそんな売らんかなの口上は聞くものかと「伸びませんよ」と言い返したりしていたのですが。
その言葉は真実を示しはしないとはいえ真っ赤な嘘というわけでもなかったのだ。
靴は縦には伸びなかったのか!
そして横には伸びるのか!

フィッティングの末に使う靴が決まり、次にインソールを作る作業に入る。
足型を取る前に全身鏡で姿勢のチェック。

右肩が少し上がってるとか。あとこれはさすがに昔から知ってるけどX脚気味なこととか。
足を動かさず上半身だけくるりと回転させると左より右が回しやすいとか。
そうした左右不均衡がある場合は
動かしにくい方を少し意識して動かすようにストレッチしてやると良いとか。

それから成型マシンに乗って足型を取り、インソールを成型する。
数十分ほどで出来上がってくる。
足の状態は改善されると変わるので、3ヶ月程度でインソールを作り直した方が良いらしい。

と、まあ結構な買い物になったのだが大変勉強になった。
これで足がよくなれば安いものだろうと思う。

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余談ですが2chの靴板をあとから覗いたらなんか随分荒れてるというか
特定のメーカーを叩いたり擁護したり他の話をさせなかったりする工作員が跋扈していて
まともな情報を抽出するのになかなか苦労します。あれは見なくてよさそうです。

投稿者 narukami : 2005年10月23日 12:48 | トラックバック
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