2004年12月24日

クリスマス星空コンサート(12/23)

K嬢が当選したからと誘ってくれたので、
かねてより気になっていたメガスターIIの投影を観に行けることになりました。

メガスターIIというのはプラネタリウムの投影機の一種なのですが、

・一般のプラネタリウム投影機が映し出せる星が約数千〜2万程度なのに対し、
 メガスターは約170万個、メガスターIIは約410万個の星の投影を実現できる
・一般のプラネタリウム投影機が時に数トンにも及ぶ固定式のものであるのに対し、
 メガスターは約30kgで移動が可能

等々の特徴があるそうです。しかもそれを個人で開発したという代物。

170万、と言われてもピンときにくいですが、つまりは11.5等星までを投影しているのだとか。
それがグレードアップして410万ときたら・・・
K嬢の曰く「双眼鏡で見てもいい」そうで。プラネタリウムで双眼鏡・・・
まさに常識を打ち破る一品だなと思いました。

興味のある方は是非こちらのサイトで実際にその投影の模様を画像で見てみていただきたく。
お台場の日本科学未来館、あるいは川崎市青少年科学館などで
メガスターIIの投影を生で見ることもできるそうです。

今回の会場は川崎市青少年科学館。リコーダーのコンサートと融合した企画のようで、
アマチュアの「リコーダーを楽しむ会」の皆さんが来て演奏を行っていました。
非営利団体という意味でのアマチュアではなく、おじさんおばさんも居て
本当に市民の愛好の士で縦笛吹いてますよという感じ。

折りしも季節はクリスマス。選曲もクリスマスにちなんだものとなっていました。
リアルな星空にぽーっとなったところで不意に、
「皆さんも一緒に歌って貰おうと思ってこんなものを用意しました」とMCのお姉さん。
星空に映し出される「きよしこの夜」の歌詞。

家族連れが多く小さい子もいっぱい居て
あまりにも多すぎもせず少なすぎもしない人数と閉鎖された空間、星空の魔力、
また「リコーダーを楽しむ会」の皆さんのいい意味での素人くささ(失礼)、
そんなものに乗せられてかみんな歌う歌う。さながら小学校の音楽の時間です。
こんな風に歌う機会は本当にめったにないもの。なかなか貴重な経験をさせていただきました。

欲を言えばもうすこしメガスター単体の味を堪能もしてみたいところではありますが、
クリスマスの雰囲気たっぷりな楽しい一夜となりました。

投稿者 narukami : 2004年12月24日 02:20 | トラックバック
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