2003年11月19日

あだち充は登場人物殺したり怪我で再起不能にしたりするの多杉だろ

あだち充の「H2」読んでました。
まだ全部読み終わってないのですが。

幼馴染みはなべて結ばれるべきであると思っている私としては
なんともハラハラする展開です。
恋敵としては明確に牙を剥かぬ(剥けぬ)ままあくまで野球で勝負。

相手を認めているし好きだし、勿論負けたくはないし、
たとえ負けてもそれで自分を納得させてしまったり、自分を許したりしてしまいそうだから
尚更簡単に負けるわけにいかないと思うようなそんな戦いで。

単純に試合に勝った方が恋の勝者かというと勿論そんなことはなくて、
どれだけベストな自分でいられるかどうかって勝負ですよねこれは。
敵にまわした局面でさえなければ一番の親友、と思っている相手とそれを戦うというのは
考えようによっちゃ辛いんだろうけど何か非常にウラヤマCものが。
大好きな相手とやりたいことで認め合える自分だってことですもの。

一番好きなのは比呂が
ひかりが英雄と別れるとしても付き合うのは自分じゃないよ、と言うところ。
なぜならひかりは「俺のことが大好きだからさ」。

LoveじゃなくLike延長線上の「大好き」だからさ、とこの発言を解釈する向きもありますが
それよりもやはり
ひかりは比呂にとっての「ベストの比呂」がなんであるか
分かってるからだという意味の発言、と取りたいです。

比呂は英雄のことを大切な親友だと思ってるし、
その英雄が好きなひかりを奪って英雄を傷つけたりするのが
あるべき自分だとは思っていないわけで。

こうありたいベストの自分を思い描くとき、親友を傷つけるような自分ではありたくない。
それをひかりは理解してるから英雄と別れて比呂に来るようなことはない、
という発言なんだと。
思いたいなー。

それはさておきみんな比呂に甘すぎ。
主人公だからしょうがないのかもしれないが。
少なくとも春華ちゃんくらいはもっと怒ったりしていいような気がしますが
ヒロインの一方だからか性格良すぎて全然怒らない。告白されてんだしもっと妬いてよかろうに。
あだち漫画も最終的に善人しか残らないのか。

まあ最後まで読んでないんですけどね!!
ブクオフに31〜34巻が無いよママン・・・。

※小学校3年生から知ってる、程度では幼馴染みにはなれないようだ。
※要は代名詞として「うちのバカ」とかを使っていられる関係に憧れてるのです。

 例)うちのバカがまた迷惑かけちゃったみたいでごめんなさいねー

 幼馴染みでもないのにそんな言い方したらなんかこう、美しくない。

投稿者 narukami : 2003年11月19日 05:31 | トラックバック
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?