2006年05月15日

札幌旅行記・前説

旅行というものはあまり好きでなかった。

別件で少し前に話題にしたことでもあるのだが、"非日常"が決して好きではないのである。
私は元々は(自分が起こすものは除いて)変化を好まぬ性質である。
かつ家よりは人につく性質で。

見慣れた人と見慣れた日常、刺激よりは馴れ合いを、
いつもの角度で肌が重なるわけですよ奥さん(誰

そんななので旧来は旅行に行くにしても
人の考えた企画に乗り、人の行きたい場所に行き、
しかれども会いたい人と会う。そんな感じであった。旅行というよりただの移動だ。
旅行先の土地で行きたい所など自発的に考えたことがかつてあっただろうか。

去年の秋の草津旅行あたりでもまだそういう姿勢をひきずっていたのだが
このほどの札幌行きで初めて「ここには一人でも行くぜ」という意見を前面に出したと言える。
さすが一生のうち何度も行けそうにない場所である。起爆力が違う。

札幌行き自体はこれまでにも数回、意識には昇ってきていた。
_rさんや味覚障害やJたんに会いにいこうかと考えていたので。
味覚障害の話はもういいよ!!1!!!
だがようやくそれが実現することになったのである。

超割で予約したこともあり、この旅行を企図したの自体は数ヶ月前だったわけだが、
このところ仕事の方で不穏なことが続いて
雰囲気としては結構休みにくかったわけですよ。
でも何が何でも金曜から休むために頑張って仕事してたんですよハイ。

深い内省がなければ、それは旅と呼ばないのだ。逆に内省的な道行きを旅と呼ぶのならば
(恩田陸『黒と茶の幻想』より)

この二泊三日の小さな旅行は、(その詰め込み過ぎにも関わらず)紛れもなく旅だった。

まあ与太な前振りはいいとして。
札幌旅行記です。

投稿者 narukami : 2006年05月15日 22:43 | トラックバック
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